7割が学校に「不満あり」。教師への不満が多く「言葉の暴力・体罰」の声も

日本法規情報は2月17日、全国の男女206人(男性99人、女性107人)を対象に「学校への不満の実態」についてアンケートを実施した。

不満1位は「教師への不満」

最初に、学校への不満を持ったことがあるか尋ねたところ、69%が「ある」と回答した。「不満はない」は31%にとどまり、大多数が学校に対して不満を持っていることが明らかとなった。

「学校に不満がある」と回答した人に具体的な不満点を聞いたところ、最も多かったのは「教師への不満」(38%)だった。2位は「学校の規則」(21%)、3位は「学校の行事」(16%)。以降、「授業の内容」(13%)、「学費が高い」(8%)、「試験の内容」(5%)が続いた。

教師に不満を持った理由について聞くと、「人間的に尊敬できない」が22%で最も多かった。2位は「えこひいきをする」(18%)、3位は「授業の進め方が悪い」(13%)だった。「言葉の暴力を受けた」(11%)や「体罰を受けた」(10%)といった回答も各1割を超え、合わせると2割近くが体罰に関連した不満を持っているようだ。