ASUSTeK Computerは19日、天板の内側と外側の両面にディスプレイを搭載したデュアルスクリーン仕様のUltrabook「ASUS TAICHI」の13.3型モデル「ASUS TAICHI 31」を個人ユーザー向けに提供すると発表した。21日の発売を予定し、価格はオープン。店頭予想価格は99,800円。
「ASUS TAICHI」は、通常のディスプレイ面に加えて、天板の外側にマルチタッチ対応ディスプレイを備えるUltrabook。天板を閉じてタブレットとしても利用も可能な2-in-1 PCの側面も持つほか、2つの画面を使って複数人で情報共有を行うといった使い方もできる。
これまで13.3型の「ASUS TAICHI 31」は法人向けの製品で、個人向けには、11.6型ディスプレイを搭載した「ASUS TAICHI 21」シリーズのみの提供となっていた。今回、新たに「ASUS TAICHI 31」も個人向け製品として販売されることとなった。
ディスプレイは、内側のノートPC面が13.3型ワイドIPS液晶で表面はノングレア、外側のタブレット面が10点マルチタッチ対応の13.3型ワイドIPS液晶で表面はグレア、ともに解像度は1,920×1,080ドットのフルHDとなっている。また、タブレット面の表面にはCorningの「ゴリラガラス」を採用する。
そのほかの主な仕様は、CPUがIntel Core i3-3217U(1.8GHz)、チップセットがMobile Intel QS77 Express、メモリがPC3-12800 DDR3L 4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、ストレージが128GB SSD、OSはWindows 8 64bit。Microsoft Office Home and Business 2013が付属する。
通信機能にはIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0×2、SDカードスロット、mini-VGA、microHDMI (タイプD)、Webカメラ(イン92万画素/アウト500万画素)、SDカードスロットなどを装備する。バッテリ駆動時間は約6.3時間。サイズはW339.2×D228×H17.4mm、重量は約1.56kg。
このほかスタイラスペン、USBイーサネットアダプター、mini-VGAアダプタが付属する。