左から20代の回答、40代・50代の回答

ウィルゲートは、全国の就職活動を経験した20代の男女301人と、就職活動経験者を子に持つ40代・50代の男女396人を対象に、1月22日に「コネ採用に対する意識調査」を実施した。

子世代・親世代とも、コネ入社反対は約3割

まず最初に、縁故採用(コネ入社)に対してどのようなイメージを持っているか尋ねたところ、「どちらでもない」がともに最も多い回答となった。20代は43.8%、40代・50代では50.0%がそのように回答している。

「賛成」と回答した割合は、20代は23.6%(どちらかといえば賛成も含む。以下同)、40代・50代は15.1%だった。子世代の方が、親世代よりも約9ポイントほど高い。この結果について同社は「厳しい就職活動を経験した20代の中で、コネ採用の意義を見出した人たちが回答したからではないか」と推測している。

一方、「反対(どちらかといえば反対も含む)」という意見は、双方とも約3割程度だった。コネ採用自体は、絶対的な批判の対象ではないようだ。