リコーは17日、エントリーモデルのプロジェクタ「RICOH PJ K110」を発表した。3月12日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は80,000円前後。
「IPSiO PJ WX2130B / X2130B」をベースにしており、プロジェクタのラインナップを拡充する。最大表示解像度が800×600ドットのエントリーモデルながら、2,800ルーメンの明るさで表示できるなど、基本性能は十分。ランプ点灯までの時間も5秒と速い。オプションの「RICOH PJ 3Dメガネ タイプ2」を使用することで、フレームシーケンシャル方式の3D映像に対応する。
主な仕様は、投写方式が単板DLP、画素数が800×600ドット、輝度が2,800ルーメン、コントラスト比が2,200:1、ランプが高圧水銀ランプ(標準モードで200W、エコモードで160W)、投写画面サイズが27.46~302.8型、アスペクト比が4:3、投写距離が1.19~13.11m、RGB対応信号はリアル解像度で640×480ドット~800×600ドット、圧縮表示で1,024×768ドット~1,600×1,200ドット。
映像入力インタフェースは、HDMI×1、D-sub×1、Sビデオ×1。映像出力インタフェースとしてD-sub×1を備える。投射レンズは明るさがF2.41~2.55、焦点距離が21.8~24mm、1.1倍のズームが可能で、ズームとフォーカスは手動制御。2Wのモノラルスピーカーを搭載し、リモコンが付属する。本体サイズはW286×D208×H100mm、重量は約2.5kg。