JR東日本水戸支社はこのほど、駅舎改築工事を進めてきた水戸線羽黒駅について、25日から一部供用を開始すると発表した。同じく改築工事中の常磐線南中郷駅では、3月5日から全体供用開始となる。
羽黒駅は鉄骨平家建てで、延床面積は41平方メートル。地元で産出される「羽黒青糠目(あおぬかめ)石」を使用し、地域の特性を表現した。駅舎に取り入れる桜のモチーフの一部は、岩瀬日本大学高等学校美術部の生徒がデザインしたという。3月上旬には既存駅舎の取壊しが完了し、3月末に全体供用開始となる。
南中郷駅は木造平家建てで、地面近くまで大きく垂れ下がった印象的な屋根が特徴。延床面積は57.1平方メートル。3月末までには既存駅舎の取壊しが完了する予定。