JR東日本と仙台市交通局、宮城交通は2016年春から、「Suica」と仙台市交通局のICカード乗車券「イクスカ」(今年12月から運用開始)との相互利用サービスを開始する。
これにより、「イクスカ」「Suica」ともに仙台市地下鉄、仙台市営バス、宮城交通バス、「Suica」エリア(仙台エリア)のJR線で利用可能となるほか、「Suica」と相互利用を実施している他の交通系ICカードも、「イクスカ」のエリアで利用可能となる。
ただし、「イクスカ」で利用できる「Suica」エリアは仙台エリアに限られ、首都圏エリアや新潟エリアは使用できない。同様に、「Suica」と相互利用している他の交通系ICカードの利用可能エリアでの利用も不可とのこと。サービスの開始日や具体的な内容は、まとまり次第発表となる。
「イクスカ」に関しては運用開始当初、地下鉄南北線のみ使用可能とされ、2015年の地下鉄東西線開業から東西線、市営バス、宮城交通バスへ利用範囲を拡大する予定。使い方などは一般的なIC乗車券と同じ。