住信SBIネット銀行は13日、インターネット上での金融犯罪の増加を踏まえ、インターネットバンキングサービスを「より安全」、「より便利」、「より簡単」に利用してもらうため、スマートフォンによる認証サービス「スマート認証」の取扱いを開始した。
銀行が提供するスマートフォンアプリでは初めての仕組みになるという(2月12日現在の同社自社調べ)。顧客は、利用のスマートフォンに対応したアプリ(Android端末対応)をダウンロードすることで、インターネットバンキングサービスをより安全に利用することが可能となるなど、顧客の大切な資産を守るための、セキュリティの高いサービスとなっているという。
より安全
- 顧客の手元にあるスマートフォンを利用して認証することで、2経路での認証となる。そのため、インターネットバンキングの不正ログインで多く見られるマン・イン・ザ・ブラウザ(中間者攻撃)への対応が可能となる
より便利
- 普段、持ち歩くスマートフォンを利用することで、トークンなどの認証機器を持ち歩く必要がない
より簡単
- 利用にあたっては、同社HPで手続きし、アプリをダウンロードするだけ。申し込みしたその日から利用できる
スマート認証の利用方法
(1) 同社WEBサイトで振込などの取引を行い、認証方法として「スマート認証」を選択
(2) スマート認証アプリに振込情報が表示される
(3) (2)で表示された振込内容を確認のうえ、スマート認証アプリで承認する
(4) 同社WEBサイトが自動的に遷移、振込が完了する
スマートフォン(「Android端末」)アプリについて
振込等、外部への資金移動を伴う取引については、承認前に取引内容を確認できる
最新の取引履歴を最大10件まで表示、確認できる
取引内容等が表示されるため、アプリにロック機能がついている
同アプリはGoogle Playから無料でダウンロードできる
尚、モバイルキーの新規登録および機種変更の受付は2月13日で終了。
住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。