フォステクスは2月17日、DAC内蔵パーソナルアンプ「PC200USB」を発表した。発売は2月下旬。希望小売価格は10,000円(税別)。

「PC200USB」

PC200USBは、DAC内蔵ボリュームコントローラー「PC100USB」にパワーアンプををプラスした製品。スピーカークラフトの入門モデル「かんすぴ」などと組み合わせることで、手軽にデスクトップオーディオ環境を構築することが可能だ。

ボリュームのノブはアルミ削り出し。PC100USBよりも大型化することで操作感を向上させている。パワーアンプ部はパーソナルアンプ「AP05」とほぼ同スペックだ。

入力インタフェースはUSB端子1系統で、Windows、Mac OS Xの標準ドライバーで動作可能。対応するサンプリング周波数は32kHz/ 44.1kHz/ 48kHzで、量子化ビット数は16bit。

出力インタフェースは、スピーカー端子と3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン端子を装備する。スピーカーの定格出力は5W×2(8Ω負荷時)、ヘッドホン最大出力は7mW×2(32Ω負荷時)となっている。適応スピーカーインピーダンスは8~16Ω。

「PC200USB」の背面パネル

本体サイズはW95×D86×H52mmで、質量は約316g。電源はDC12Vで、専用のACアダプターを使用する。消費電力は10Wで、約12分間信号が入力されない場合に、自動でスタンバイ状態になるオートスタンバイ機能を搭載している。