トリップアドバイザーは、旅行に関する様々な情報をインフォグラフィックにして定期的に公開している。このほど第88回のトリップグラフィック「液体物の機内持ち込みOK・NGの境界線」を公開した。
焼き海苔は固体、海苔佃煮は液体
日本を出発する全国際線では、機内への液体物の持ち込みは制限されている。液体物は「液体」に加え「ジェル類」や「エアゾール」も含まれる。容器に入れないとその形状を持てない「半液体状物」も、量的制限の対象となる。
国交省量的制限の対象となる液体物のリストによると、チーズは「固体」だがバターは「液体」、焼き海苔は「固体」だが、海苔の佃煮は「液体」となる。キムチや塩辛、しば漬けや梅干しも「液体」になるという。機内に持ち込む際、液体なのか固体なのか分別に迷うものが多い。
今回のインフォグラフィックでは、機内持ち込みに制限がある液体と固体のボーダーラインについて考察した。クリーム類では「シュークリーム」はOK、「ホイップクリーム」はNG。和菓子では「豆大福」はOKだが「ねりあん」はNGだという。チョコレートは「板チョコ」はOKだが、「チョコソース」はNG。同じ梅でも、「カリカリ梅」はOKだが、「梅干し」はNGとなる。
詳細は、トリップアドバイザーで公開している。なお、公開した内容はあくまでもガイドラインで、最終的には検査委員の判断により持ち込みが制限される。