こう書房は、2月の新刊として「ディズニーランドで語り継がれる魔法の言葉33」(石坂秀己・著)を発売した。
先輩キャストから後輩に受け継がれる33の魔法の言葉
著者の石坂秀己氏は、開園から30年が過ぎる東京ディズニーランドが「夢と魔法の王国」であり続けられ、働くキャストたちがマニュアルにとらわれないサービスを提供できる理由として、先輩キャスト(従業員)から後輩キャストに受け継がれている「想いをつなぐ言葉」があることを挙げている。
同書は、それらキャストの間で語り継がれている言葉をテーマに沿って集め、解説している。テーマは第1章の「『ディズニーランドってこういうところ』を表わす言葉」から、第5章の「ウォルト・ディズニーの『想い』を伝える魔法の言葉」まで5種類。
「ディズニーランドは永遠に完成しない」「ショーは毎日が初演」「すべてのゲストがVIP」といった言葉は、よく知られている。しかし今回は、「トレーナーと言えば親も同然」「思わず返事をしてしまうような挨拶をしよう」など、いままであまりパークの外には出てこなかった言葉も収録した。
同書は224ページ。価格は本体1,300円(税別)。