東京急行電鉄は、15日7時0分頃に発生したこどもの国線こどもの国駅ホームの屋根落下について、事故の発生状況などを発表した。
こどもの国線は長津田~こどもの国間を結ぶ路線で、横浜高速鉄道が鉄道施設・車両を保有し、東急電鉄が運輸営業を行う。
東急電鉄は15日朝に発生した事故について、「こどもの国駅ホームで、屋根が約40mにわたり、ホームおよび線路上に落下しました」と説明。当時、線路上に列車はなく、けが人もいなかったことが報じられている。原因については、「前日より降り積もった雪の重さによるもの」と推定されている。
事故発生にともない、こどもの国線は施設点検のため運転見合わせとなった。15日13時現在、運転再開の見込みはたっていない。
なお、東急電鉄は東横線元住吉駅で発生した列車衝突事故(15日0時30分頃発生。本誌ニュースも参照)に関する情報も更新している。同社はこの事故での負傷者を16名(軽傷)と発表しており、「全員治療を終えてご帰宅済」とのこと。事故発生にともなう14日終電までの運休本数は50本(上り・下り各25本)、影響人員は2万9,400人。事故発生の原因については、「現在、国土交通省運輸安全委員会による調査を受けております」としている。