東京急行電鉄は、15日0時30分頃に東横線元住吉駅で発生した列車衝突事故に関して、発生状況と現在の運転状況を発表した。
事故が発生したのは東横線元住吉駅下り2番ホーム。横浜方面の電車が停車するこのホームで、15日0時30分頃、「ホームを過走し停車していた各駅停車(渋谷発元町・中華街行8両編成)に、後続の各駅停車(渋谷発元町・中華街行8両編成)が衝突」したという。東急電鉄の発表によれば、負傷者は16名で軽傷、事故の原因については、「現在、調査中」とされている。
東横線では元住吉駅での事故発生時から、全線で運転を見合わせた。朝5時台以降、東横線の運転見合わせ区間は渋谷~菊名間となり、元住吉駅付近で東横線と並行する目黒線も、武蔵小杉~日吉間で運転見合わせに。15日10時現在、運転再開の見込みはたっておらず、振替輸送を実施しているとのこと。
なお、首都圏では14日からの大雪の影響で、各鉄道路線で大幅なダイヤの乱れが生じている。東急東横線と相互直通運転を行う東京メトロ副都心線では、東横線のほか東武東上線、西武池袋線・西武有楽町線とも直通運転を行わず、急行運転も中止に。東急目黒線と相互直通運転を行う東京メトロ南北線・都営三田線も運休や遅れが発生している。