「口は災いの元」ということわざがありますが、相手を傷つけるつもりはなくてもふと口にした言葉が、相手の心を深く傷つけてしまうことがあります。男性は女性からどんな言葉を突きつけられると、どん底まで突き落とされてしまうのでしょうか。アニヴェルセル総研が行った恋愛意識調査、「交際相手に言われて傷ついた言葉ランキング」を見ていきましょう。
5位: 男としてありえない
相手の持つ男らしさを真正面から全否定した言葉。どんな時に女性がこの言葉を放ってしまうのか調べてみたところ、「ドライブデートで途中で降ろされた」「自分からデートに誘ってきたのにノープラン」など、相手の気遣いに欠ける性格を指摘する傾向が見られました。
4位: 大事にされてない・優しさが足りない
甘えたり、おねだりするようにオブラートに包んで言えばソフトに伝わる言葉かもしれませんが、マジメな顔でストレートに言うと、破壊力満点。男性側からすると、「誰と比べているのか」と疑問を抱くきっかけになることもあります。
3位: 好きだけど別れよう
「女性が彼から言われて傷ついた言葉」ランキングには入っていませんでしたが、これって女性が言われても傷つく言葉なのでは?別れ際にその人の本性が現れることは多々ありますが、自分に悪印象を持たせずに別れようとするこの言葉には、本人の狡猾さが現れているとも言えます。
2位: 一緒にいても面白くない
「あなたといる時間は私にとって無駄です」と受け取れるため、男性は「自分はつき合う価値もない人間なのか」と打ちひしがれること必至。面白くないと感じるのは女性側にも原因があることも否めないので、口には出さずにお互い一緒にいて楽しくなる工夫を凝らす努力をしたほうが良いでしょう。
1位: うざい、顔も見たくない
大ゲンカになった際、感情に任せて発してしまいそうな言葉が地雷ワードNO.1。その場では何か言い返してくるかもしれませんが、実は男性は深く傷ついているのです。こんな激しい言葉を言い放ったばかりに関係が修復できず別れて後悔する、というケースもあるので、絶対に言わないようにしましょう。
アニヴェルセル総研の総括によれば、これら5位に入った言葉はすべて「自尊心を傷つける言葉」とのこと。男性はプライドをずたずたに引き裂かれることを最も嫌う、という結果があらわになったとも言えます。例えお互い好きでつき合っていたとしても、恋人は他人。「親しき仲にも礼儀あり」を忘れないことが、関係を円滑に長続きさせる秘訣です。
著者プロフィール
内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1200人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。多種多様な依頼をこなすうちに人物取材を得意とするようになり、男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。心理カウンセラーとしても活動中。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。