国内最大級のカメラ展示会「CP+2014」が2月13日より神奈川のパシフィコ横浜で開催されている。リコーブースでは、好評の一眼レフ「PENTAX K-3」や「PENTAX K-50」をはじめ、全天球イメージを撮影できる「THETA(シータ)」などの製品および技術展示、タッチ&トライコーナーなどが設けられている。
直前に発表された「PENTAX 645D」次期モデル(?)と645D用超広角レンズも参考展示ととして出品。しかしながら、この2製品についてはケース内展示のみで、触ることはできない。ブーススタッフに詳細を尋ねても「あくまで参考展示であり、特にお話しできることがないのです。すみません」とのこと。ちなみに、メーカーリリースでは、次期645Dらしき展示モデルの名称は「PENTAX 645D 2014(仮称)」。最新の超高画素CMOSイメージセンサーを搭載し、多彩な撮影用途に対応する高速レスポンスを実現。液晶モニターはチルト式で、発売時期は2014年春頃となっている。展示機からは、グラマラスなボディラインとPENTAXのロゴプレート、チルト式のモニターが確認できた。
これが話題の「PENTAX 645D 2014(仮称)」。発売時期は2014年春頃 |
|
チルト式液晶モニターが確認できる |
645D用超広角レンズ。デジタル画像の特性に最適化した最新の光学設計が行われるという。発売時期は未定 |
このほか、一眼レフを使用したフィルム接写システムを展示、こちらも多くの写真愛好家の注目を集めていた。コンパクト機は、「GR」や「MX-1」、そしてアウトドアモデルの「WG」シリーズを展示。中でも「WG」シリーズは水中14mで撮影が可能な新製品「WG-4」「WG-4 GPS」とともに、自転車のバーハンドルに取り付けるアタッチメントを展示しており、今後の展開が楽しみだ。
恒例のユーザーフォトギャラリーも設置。今年はリコーイメージング公式facebookと東京カメラ部のコラボ展示も行われている。ステージセミナーも立ち見客が出るほどの大盛況。長く中判カメラで写真界をリードしてきたPENTAXブランドを擁する同社だけに、645D関係のセミナーは特に人気のようだ。なお、会期内に開催されるセミナーの詳しい内容については、同社のWebサイトをご確認いただきたい。