女性ファッション誌『CanCam』(小学館)専属モデルで、フォトグラファーとしても活動している舞川あいくが14日、自身2度目となるAIKU写真展「瞬間の色~輝~」の開催を記念して、開催場所となるオリンパスギャラリー東京でトークイベントを行った。

AIKU写真展「瞬間の色~輝~」の開催記念イベントに出席した舞川あいく(右)と角野友基選手

舞川は同展に向けて、米・大リーグのニューヨーク・ヤンキースへの移籍が決まった田中将大投手をはじめ、全9人のアスリートを撮影。イベントには、その被写体の1人で、ソチ五輪の新種目スノーボード・スロープスタイル男子で8位に入賞した角野友基選手が駆けつけ、同展の開催を祝福した。

この日はバレンタインデーだったこともあり、舞川は角野選手の"勝負の瞬間"を捉えた写真を使用し、特製のチョコレートを用意。受け取った角野選手は「今年はこれが1個目です。ニヤけちゃいます…」と照れながら、「去年は1個か2個で。昔からお母さんやおばあちゃんからしかもらえなかった身なので」と笑顔。舞川の「今日、本命だったんですけど。気づかれてないみたいですが…」というアピールには、「本命のチョコをもらったのは初めてなので、ちょっと…ドキンとしました」と喜び、「お返し考えておきます。これより大きいものにしようかな」と早くもホワイトデーに向けて計画していた。

撮影は、2日間をかけ角野選手の"オンとオフ"を切り取った。角野選手はその時のことを「撮られる側の気持ちを理解してくれて、うまくいかない時は声を掛けて、うまくいったときはすごく褒めてくれて。コミュニケーションしながらだったので、楽しんで撮影できました」と振り返り、展示された写真を見て「さすがだなと」と称賛。その言葉を受けた舞川が「泣きそうです…」と涙を浮かべると、角野選手は「メイクが~!」と気遣い、笑いを誘った。

今回の9人の中には、舞川自ら友人や関係者を通じてオファーした人物も。「感情が入っている分、すごく好きになりますし、私もそのスポーツをもっと好きになりますし、もっと応援したくなります」と撮影前後での印象の変化があったことを明かし、「スポーツカメラマンの写真には勝てないので、自分らしい色で撮りたいなと思いました」と写真に込めた熱い思いを語っていた。

同展は、19日までオリンパスギャラリー東京で、3月13日から19日までオリンパスギャラリー大阪で開催される(両会場とも10:00~18:00で最終日のみ15:00まで ※日曜・祝日休館)。