マイボイスコムはこのほど、「ノンアルコールビール」に関してのインターネット調査を実施、結果を公表した。同調査は1月1日~5日に実施、10,384件の回答を集めた。
ノンアルコールビールの飲用頻度、「月に1回未満」が16.5%
ノンアルコールビールの飲用者は31.3%、「月に1回未満」が16.5%となった。男性や高年代層ほど飲用者が多くなっている。直近1年間に飲用した銘柄は「キリンフリー」「オールフリー」「ドライゼロ」が各4~5割で上位3位、「キリンフリー」「キリン 休む日のAlc.0.00%」は過去調査と比べ減少傾向にある。女性20・30・50代以上では「オールフリー」が1位。「ドライゼロ」は男性20代で1位、30代で2位となっている。
飲用場面は「夕食時」が約4割で最多に
ノンアルコールビールの飲用場面は「夕食時」(38.7%)がもっとも多く、「車を運転するとき」「お風呂あがり」が各2割で続く。「夕食時」は過去調査と比べ増加傾向にある。女性と男性20~40代では「夕食時」、男性50代以上では「車を運転するとき」がもっとも多くなっている。
ノンアルコールビールを飲む理由を聞いたところ、「車を運転するときでも飲める」(37.4%)がもっとも多く、「お酒が飲めなくても、お酒を飲む気分を味わえる」「酔っ払いたくない」「おいしい」「お酒が飲めなくても、お酒を飲む場に参加しやすい」が続く。「おいしい」は男性20・30代、「お酒が飲めなくても、お酒を飲む場に参加しやすい」「お酒が飲めなくても、お酒を飲む気分を味わえる」は女性20・30代で多く見られる。
ノンアルコールビールの飲用意向、「飲みたいと思わない」人は66.5%
ノンアルコールビールを今後飲みたいと思う人は21.1%、飲みたいと思わない人は66.5%。まったく飲まない人のうち、飲用意向者は1.9%にとどまる。飲用頻度が「月1回未満」の飲用者では4割強、「月1回以上」では8~9割となった。また、「バーリアル 3つのフリー」主飲用者で8割弱、「オールフリー」主飲用者で7割強と、他の層より高くなっている。
今後飲みたいノンアルコールビールは、「オールフリー」「ドライゼロ」「キリン フリー」が各2~3割となった。「オールフリー」は女性20代で、「ドライゼロ」は男性20・30代で多く見られる。主飲用銘柄を今後も飲みたいと回答した人の比率をみると、「オールフリー」「ドライゼロ」主飲用者で8~9割と、飲用継続意向が高い傾向となった。
回答者のコメントとして、「ノンアルコールビールと一緒に食べるもの」(全2,368件)については、「デザートを食べながら飲むことがある。ケーキと一緒に飲むのが好き」(女性29歳)、「居酒屋料理。飲み会などの付き合いで飲むことが多いので」(女性41歳)、「風呂上がりに単品で一気に飲み干すことが多い」(男性34歳)などの声が寄せられた。
その他、詳細は同調査ページで確認できる。