俳優・松本潤、女優・上野樹里が初共演を果たした2013年公開の『陽だまりの彼女』のブルーレイディスク(以下BD)&DVDが4月16日にリリースされることが決定し、メモリアル・エディションの特典映像(オーディオコメンタリー)の収録が、このほど行われた。

対談を果たした三木孝浩監督(左)と上野樹里(右)

収録には、松本潤、上野樹里、三木孝浩監督が参加した。久々に再会した3人の鼎談(ていだん)は、三木監督の進行でスタート。松本が「コメンタリー映像を2時間以上ご覧になっていただくのは、退屈じゃないか心配(笑)」と話すと、上野が「途中でメイキング映像が入ってきたり、画期的な映像特典になるらしいですよ」と解説。撮影の裏話やネタバレもあるため、2人はそれぞれ「映画本編を見てから、ビジュアル・コメンタリーを見て!」「横になりながらゆっくり見て!」など、楽しみ方を説明した。

映画冒頭に登場する松本のシーンでは、松本が「このシーンが初日だった。これワンカット目だ!」と明かし、上野に「どんな気持ちだった?」と聞かれると、「初日の緊張感はあったかな。さあどうする?みたいな」と振り返った。上野のファーストシーンでは、監督から「樹里ちゃん、撮影に入る前に(役作りのために)痩せて来てたんだよね?」と聞かれると、上野は「ラストに向かって痩せていくつもりだったけど…うまく行かなかった」と恥ずかしそうに告白したが、監督から「でもすごく(真緒の)イメージで良かった」と評価を受け、胸をなでおろす一幕も。

その後も、浩介の中学生時代を演じた北村匠海には、松本と同じく唇の横にホクロを入れたことや、中学生時代の真緒を演じた葵わかなは、上野樹里と同じ美容院でヘアスタイルを作ってもらったことなど、数々の撮影秘話が明かされた。

衣装部の井手氏が明かした、松本にまつわる「茶色い神様江の島降臨エピソード」の話題が挙がると、3人は大盛り上がり。撮影現場でも大爆笑が起こったといい、上野が詳しく説明。これをきっかけに次々と爆笑エピソードが明かされた。

なお、同作は、BDメモリアル・エディション(8,085円)、BDスタンダード・エディション(4,935円)、DVDメモリアル・エディション(7,140円)、DVDスタンダード・エディション(3,990円)の4形態で発売される。ビジュアル・コメンタリーが収録されるメモリアル・エディションは、BD、DVDともに初回限定生産となっている。