大垣共立銀行はこのたび、金銭信託「愛称:OKBファンドII」の取り扱いを17日より開始すると発表した。 この金銭信託は大垣共立銀行向け劣後特約付貸出金を主たる運用資産としていて、大垣共立銀行は地域の顧客から託された資金を、地域経済の発展に向けた円滑な資金供給に活用しているという。
「金銭信託」とは、顧客が受託者に金銭(信託金)を引渡し、受託者が一定の目的に従い顧客や社会などのために、その金銭の運用等を行う取引の仕組みをいう。なお、同商品は預金とは異なり元本および利益の保証はなく、預金保険の対象ではない。
「劣後特約付貸出金」とは、貸出先に一定の劣後事由(破産手続、会社更生手続等)が発生した場合に、返済順位が預金者や普通社債保有者といった一般債権者より後順位となる旨の特約が付いた貸出金のこと。なお、同劣後特約付貸出金には日本格付研究所(JCR)より予備格付「A-」を取得しているという。
商品概要
申込みできる人:個人および法人の顧客
運用対象:大垣共立銀行向け劣後特約付貸出金および大垣共立銀行預金
信託期間:10年(信託設定日:3月14日~2024年3月14日)。ただし、信託設定日から5年経過後に期限前償還される可能性がある
募集期間:2月17日(月)~2月28日(金)
募集予定金額:100億円。申込み総額が募集予定金額に達した場合には、募集期間の途中で申込みを締め切ることがある
申込み単位:1000万円以上100万円単位(上限金額10,000万円)
予定配当率:年0.60%(税引前)。信託期間中の予定配当率の見直しは行わない。実績配当型の金銭信託であり、予定配当率が保証されるものではない