JR西日本は2月定例社長会見にて、「新たな豪華列車の推進体制」を発表した。豪華列車の導入は、同社の中期経営計画にて西日本各エリアの事業戦略のひとつに挙げられていた。
今回の発表によれば、「豪華列車」は日本海側での運行を想定しているという。全体のコーディネーターとして、営業本部内に「観光列車開発」グループを新たに立ち上げ、担当課長の倉重雅彦氏がプロジェクト全体を統括する。また、米子支社松江支局長に、新たに内山興氏を任命。日本海側エリアの観光素材の掘下げやネットワーク作りを担当する。倉重・内山両氏を中心に、プロジェクトが推進されるとのこと。
今後は車両の設計も行われる予定で、「6月頃までには車両設計にご協力いただくデザイナーをお知らせできるものと考えております」とJR西日本。運行開始の時期に関して、2017年春から運行させたい意向と報じられている。