俳優業からの引退をほのめかしているジョージ・クルーニー (C)BANG Media International

映画『オーシャンズ』シリーズや『フィクサー』(2007年)、海外ドラマ『ER緊急救命室』などへの出演で知られる、俳優、映画プロデューサーのジョージ・クルーニーが、俳優からの引退をほのめかしているという。

現在52歳のジョージは、プロデュースと監督業に専念するため、近い将来スクリーンから引退することを考えているらしい。11日に英ロンドンのレスター・スクエアにあるオデオンで開かれた、自身が脚本兼監督を手がける『ミケランジェロ・プロジェクト』のUKプレミアの席でジョージは、BANGショービズに次のように明かしている。

「カメラの前からいつ立ち去るべきかっていうのはなんとなく観客が教えてくれるものだけど、その時が近づいてきているような気がするんだ」

とは言うものの、ジョージは自身のキャリアにはまだ情熱を持っているらしく「人々が知らない話を伝える映画を毎回作れるっていうのはいいことだよね」と続けている。

また、ジョージは『ミケランジェロ・プロジェクト』UKプレミアに同席した共演者のマット・デイモンと一緒に働くことについて「あいつをトレーラーから引っ張り出すのが大変なこともあったよ。ディーバって言葉は使いたくないし、なんとなくひけらかすのも嫌だけど、分かるだろ」とジョークを飛ばしていた。

しかしジョージは、親しい友人との仕事が大好きで、彼らがキャラクターにも影響を与えていると認めている。豪華キャストの確保について聞かれたジョージは「ほとんどのメンツは友達だから、それでずいぶん楽になったね。でも役柄もほとんど彼らのために書いたんだよ」と語っていた。

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