フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドでは、1月22日~28日の期間、既婚女性850人を対象に「買い物スタイル調査(生活必需品編)」を実施した。
60代以上の2割がネットスーパーを利用
最初に、最も生活必需品(食品・飲料・日用品など)を購入する業態について聞いたところ、トップとなったのは「食品スーパー、総合スーパー」だった。各世代での利用率は、20代で90.0%、30代で83.1%、40代で81.1%、50代で80.6%、60代以上で69.2%と、世代が上がるに連れ利用率が減少する傾向にあった。
また、60代以上については「宅配(生協など)」の利用者が19.2%、「ネットスーパー、ネット宅配」の利用者が7.7%と他の世代よりも実店舗以外の利用率が高いことが分かった。さらに、20代・50代の10%程度が「ドラッグストア・薬局」と回答し、業態の垣根がなくなりつつあることが伺える。
生活必需品は「実際に店に行く」が8割以上
次に、生活必需品を購入する際の買い方について聞くと、全世代で80%以上が「実際にお店に行き、自分で商品を持って帰る」と回答した。一方、30代以降の世代では「ネットスーパー、ネット宅配」で購入するという回答も25%前後上がった。
また、生活必需品を購入する前に何を見て情報収集するのかを尋ねたところ、全世代で「実際に店頭で値札や特売情報を見る」がトップとなり、30代以降の世代では70%以上にものぼっている。
購入先の決め手は「距離が近い」
次に、ふだんよく行くお店を利用する理由について聞いたところ、最も多かったのは「距離が近い/行くのに便利だから」(68.6%)だった。次いで、「いつも安く売っている」「ポイントサービスを利用しているから」(43.5%)が同率2位、「品ぞろえが豊富/他にはない商品がある」(39.6%)と続いた。
一方、生活必需品を購入する際にネットスーパー、ネット宅配も利用する人にその理由を聞いたところ、1位は「店舗で購入すると持ち帰るのが重いから」(59.6%)だった。2位は「時間の融通が効くから」(39.1%)、3位は「送料が無料だから」(33.8%)、4位は「まとめ買いができる」(28.5%)となった。