いざ決戦へ! 一人でも多くメダリストが出るように応援しよう(画像はイメージです)

ソチ五輪に出場している日本は10日、今大会からの新種目・フィギュアスケート団体で5位となり、メダルを獲得できなかった。14日からは浅田真央選手、羽生結弦選手らが出場する男女シングルの競技が始まる。団体での雪辱を果たすべく、競技日時と気になる選手を紹介する(時間はすべて日本時間)。

マイナビニュース会員500人を対象にしたアンケートでは、浅田選手と羽生選手、高橋大輔選手に金メダルを期待する声が多かった。最も金メダルを期待されていた浅田選手は、今シーズン限りで現役を引退することを示唆している。そのため、前回のバンクーバー五輪で惜しくも敗れたキム・ヨナ選手(韓国)とのライバル対決は、これで見納めとなる可能性もある。

9日の団体では、女子シングルショートプログラム(SP)に出場した浅田選手。自身の代名詞でもあるトリプルアクセルで転倒するなど、全体的に得点を伸ばせず、64.07で10人中3位に終わった。女子シングルではSPとフリーで1回ずつトリプルアクセルを入れると見られているため、この成否がメダルのカギを握りそうだ。

さらに、キム・ヨナ選手に続くライバルも登場した。地元ロシアの新鋭、ユリア・リプニツカヤ選手だ。高い柔軟性と難易度の高いジャンプを武器に、団体の女子シングルSPでは72.90をマーク。堂々のトップを飾った。「地の利」を生かし、浅田選手、キム・ヨナ選手の2強に割って入ってくるか注目だ。

3選手のSPとフリー合計の自己ベスト(ISU resultsより)
浅田真央選手:207.59
キム・ヨナ選手:228.56
ユリア・リプニツカヤ選手:209.72

一方の男子では、羽生選手に金メダルの期待がかかる。ライバルとされているのは、世界選手権3連覇中のパトリック・チャン選手(カナダ)と、五輪の男子シングルで3大会連続のメダルを獲得しているエフゲニー・プルシェンコ選手(ロシア)ら。羽生選手は昨年12月のグランプリシリーズファイナルでチャン選手を退けて優勝を飾っており、団体の男子シングルSPでも両選手を上回り1位となっている。課題とされている4回転サルコウが決まれば、金メダルも見えてきそうだ。

3選手のSPとフリー合計の自己ベスト(ISU resultsより)
羽生結弦選手:293.25
パトリック・チャン選手:295.27
エフゲニー・プルシェンコ選手:261.23

そのほか、3大会連続で五輪に出場し、メダルの実績もある高橋選手と初出場の町田樹選手も十分に表彰台を狙える実力を秘めているとされている。

男女ともに氷上での熱い戦いが期待できるフィギュアスケートは、絶対に見逃せない!

男子シングルSP:14日0時~
男子シングルフリー:15日0時~
女子シングルSP:20日0時~
女子シングルフリー: 21日0時~