ソニーは2月12日、デジタルカメラ「サイバーショット(Cyber-shot)」の新モデル「DSC-WX220」を発表した。発売は3月7日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は26,000円前後。
2013年1月に発表された「DSC-WX200」の後継モデルで、21.6mmと薄型のボディながら光学10倍ズームが可能なコンパクトデジカメ。従来モデルで好評だった「新ピタッとズーム」を引き続き搭載し、高性能ジャイロセンサーと独自のアルゴリズムにより望遠撮影時のブレを効果的に補正する。
スマートフォンやタブレット端末との連携がWi-Fi(無線LAN)接続機能は、新たにNFC(近距離無線通信)にも対応。対応するスマートフォンとの接続をワンタッチで行うことができる。Wi-Fi接続機能では、撮った写真をカメラ側からスマートフォンへ転送したり、スマートフォンをカメラのリモコンとして使ったりできる。
主な仕様は、撮像素子が有効約1,820万画素の1/2.3型Exmor R CMOS(裏面照射型)で、レンズが焦点距離25~250mm(35mmフィルム換算時)の光学10倍ズーム、開放F値がF3.3~F5.9、対応感度はISO100~ISO12800となっている。
背面のモニターは約46万ドット・2.7型の液晶方式。記録メディアはメモリースティック デュオ/PRO デュオ(High Speedタイプ含む)/PRO-HG デュオ/XC-HG デュオ、メモリースティック マイクロ(Mark2含む)、SD/SDHC/SDXCメモリーカード、microSD/SDHC/SDXCカードが利用可能で、動画の記録形式はAVCHDおよびMP4、動画の記録画素数が1,920×1,080ドット(フルHD)/60pとなっている。バッテリーはリチウムイオン充電池で、撮影可能枚数は約210枚。
サイズはW92.3×D21.6×H52.4mm、重量は本体のみで約106g、バッテリーとメモリースティック デュオを含む状態で約122gだ。