アイ・オー・データ機器は12日、ディスプレイ本体でブルーライトを低減する「ブルーリダクション機能」を搭載した19.5型ワイド液晶ディスプレイとして、「LCD-AD203E」シリーズと「LCD-AD203EW-P」の2モデルを発表した。月下旬より発売し、価格はオープン。
LCD-AD203Eシリーズ
「LCD-AD203E」シリーズは、ブルーライトを低減する「ブルーリダクション機能」を搭載した19.5型ワイド液晶ディスプレイ。ブラックとホワイトの2色を用意。同社の通販サイト「アイオープラザ」での価格は18,400円。
メガネなどを使わずに、ディスプレイ本体の設定でブルーライトを最大約60%カット可能。5段階で低減率を調整でき、低減のための操作は2タッチで完了する。バックライトにLEDを採用し、通常使用時の消費電力を14.4Wに抑えている。また、消費電力削減量を自分で設定できる「ECOステップ機能」や、自動電源オフ機能などと合わせて細かく消費電力を削減可能だ。
教育現場などで活用できる一括操作アプリ「モニター先生」や、「SKYMENU Pro Ver.15」のディスプレイ制御機能に対応。複数ディスプレイの電源オン/オフや設定の変更を一括で行える。
主な仕様は、液晶パネルが19.5型の非光沢(ノングレア)、解像度が1,600×900ドット、視野角が上下160度/左右170度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms。映像入力インタフェースは、DVI-D×1、D-sub×1。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上20度/下5度、VESA100mmマウントに対応する。本体サイズはW466×D166×H341mm、重量は約2.8kg(スタンドあり)。
LCD-AD203EW-P
「LCD-AD203EW-P」は、液晶面を保護する保護フィルターを搭載するモデル。価格は39,800円。
保護フィルターには、一般のガラスと比較して約2倍の強度をもつ半強化ガラスを使用。表面硬度は9Hで、鉄球(227g)の落下テストでも異常は発生しなかったとしている。ARコート処理も施されているので、映り込みも少なく、耐指紋コートにより指紋も付きづらい。
液晶ディスプレイとしての性能は「LCD-AD203E」シリーズとほぼ同等。本体サイズはW466×D169×H341mm、重量は約3.4kg(スタンドあり)。