キヤノンは2月12日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX700 HS」を発表した。発売は3月中旬で、価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの直販価格は31,800円(税別)となっている。
「PowerShot D20」以来2年ぶりとなる防水・耐衝撃性能を備えるタフネスモデル。PowerShot D20の防水性能は水深10mまでで使用できるレベルだったのに対して、PowerShot D30では水深25mまでで使用できるようになり、耐衝撃性能も高さ2mからの落下に耐えられる設計となった(PowerShot D20の耐衝撃性能は高さ1.5mまで)。また、GPS機能を備えており、画像に撮影位置情報を付加することも可能となっている。
主な仕様は撮像素子が有効約1,210万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)で、レンズが焦点距離28~140mm(35mmフィルム換算時)の光学5倍ズーム、開放F値がF3.9~F4.8、対応感度がISO100~ISO3200(ローライトモード時はISO6400まで対応)となっている。
背面のモニターは約46.1万ドット・3型の液晶方式で、動画の記録形式がMOV(MPEG-4 AVC/H.264)、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードとなっている。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約300枚。
サイズはW109.4×D27.5×H68mm、重量は本体のみで約194g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約218g。