キヤノンは2月12日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX600 HS」を発表した。発売は2月20日で、価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの直販価格は28,800円(税別)となっている。

「PowerShot SX600 HS」

薄型ボディに高倍率ズームレンズを搭載する「PowerShot SX」シリーズの新モデル。厚さ26mmのボディに光学18倍のズームレンズを搭載する。上位モデル「PowerShot SX700」では画像処理エンジンに「DIGIC 6」を採用するのに対して、本モデルは「DIGIC 4+」を採用。動画の最大記録画素数は最大フルHD(1,920×1,080ドット)/30pとなっている。

カメラが32種類の撮影シーンを自動認識して最適な設定を行う「こだわりオート」と、撮影状況に応じて最適な手ブレ補正を適用する「マルチシーンIS」の組み合わせで、初心者でも手軽に撮影できる。

そのほか、「クリエイティブショット」や「プラスムービーオート」、Wi-Fi(無線LAN)接続機能や。Wi-Fi機能では、撮影画像をスマートフォンへワイヤレス転送したり、スマートフォンからリモート撮影したりできる。なお、NFC(近距離無線通信)機能も搭載しており、対応スマートフォンとワンタッチで接続設定を行うことが可能だ。

主な仕様は撮像素子が有効約1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)で、レンズが焦点距離25~450mm(35mmフィルム換算時)の光学18倍ズーム、開放F値がF3.8~F6.9、対応感度がISO100~ISO3200(ローライトモード時はISO6400まで対応)となっている。

背面のモニターは約46.1万ドット・3型の液晶方式で、動画の記録形式がMP4(MPEG-4 AVC/H.264)、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードとなっている。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約290枚。

サイズはW103.8×D26×H61mm、重量は本体のみで約161g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約188g。

フォトギャラリー(クリックで拡大とスライドショー)