昨年12月に公開された映画『カノジョの嘘を愛しすぎてる』が、14日から台湾でも公開されることを受け、主演を務めた俳優・佐藤健が、7日と8日に台湾を訪れた。
佐藤が台湾を訪れるのは、2012年12月(映画『るろうに剣心』)以来、2度目のこと。7日午前便で台湾松山空港に降り立つと、20社の報道陣とカメラ、200人のファンに出迎えられた。佐藤は「こんなにたくさんの方が集まってくださって、本当にうれしいです。ありがとうございます」と感謝しながら出口へと向かったが、報道陣とファンが押し寄せ、空港ロビーは一時パニック状態となった。
14時からは、現地ホテルでの記者会見に臨んだ。50社、100人が集まった会見では映画に関するさまざまな質問が飛び交い、中にはバレンタインデーに関する質問も。佐藤は「ファンからはいただけるけど、プライベートでは全然もらえなくなりました。学生時代は楽しみだったけど今年はドラマの現場で仕事しています」と明かし、「ここのところ肉体を使う役が続いているので、頭(頭脳)使う役をやってみたい。知能犯みたいな役で台湾の映画にぜひ出てみたい」と抱負を述べた。
その後は、現地雑誌媒体の合同取材や現地テレビ局の情報番組のロケ取材に応じた。情報番組『完全娯楽』では、旧正月の最後・元宵節に食べる元宵団子作りに挑戦し、情報番組『我愛偶像』では、台湾発祥といわれる猫カフェでのインタビュー。翌日8日には台北市内のLegacyで行われたプレミアイベントに出席し、集まったファンと共に、映画にまつわるトークやゲームを楽しんだ。
同作は昨年12月14日に日本国内で公開され、観客動員は144万人、興行収入は17億円を突破した(2014年2月10日時点)。海外では、台湾で2月14日から、香港で春頃の公開を予定している。