アウディ ジャパンはこのほど、プレミアムアッパーミディアムクラスの「A6」シリーズに、高出力と高効率を両立する2.0 TFSIエンジンを搭載し、FWD化した「A6 2.0 TFSI」「A6 Avant 2.0 TFSI」を発売した。
2012年から販売開始された「A6」シリーズは、軽量化ボディをはじめとする最新技術により、「環境性能とスポーティドライブ」の両立を実現し、高い人気を得ている。アルミを20%以上使用したハイブリッド構造のモノコックボディは高剛性を誇り、安全性、快適性、ハンドリング性能に優れている。
「A6」は4WDのクワトロのみのラインアップだったが、今回、燃費性能に優れるFWDモデルが追加された。そのエンジンはルマン24時間レースで培われた技術を量産モデルにフィードバックし、幾度もインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーに輝いた2リットル4気筒直噴ターボチャージャーの「2.0 TFSI」。トランスミッションはマニュアルの経済性とオートマチックの利便性を兼ね備えた無段変速マルチトロニックを組み合わせている。
アイドリングストップなどの低燃費技術も採用し、JC08モード燃費は14.8km/リットルを達成、2015年度燃費基準達成レベル120%免税対象となっている。装備も充実しており、LEDポジショニングランプを備えたバイキセノンヘッドライトを標準装備。LEDヘッドライトがオプション設定される。
価格は、「A6 2.0 TFSI」が580万円、「A6 Avant 2.0 TFSI」が610万円。なお、この価格は消費税率5%によるもので、税率8%に改定後の価格は異なるとのこと。