伝統芸能「大田楽」のイメージ

東京都小金井市の江戸東京たてもの園は、3月27日~30日、「江戸東京たてもの園フェスティバル」を開催する。

時代毎の東京の姿を体験できる

同イベントは、同園の開園20周年および30棟目の復元建造物完成に合わせて開催する、伝統芸能や懐かしグルメ、親子で楽しめる参加型プログラムを集めた記念フェスティバル。

プロのけん玉師によるパフォーマンス

園内では、時代ごとに「大地の惠みゾーン(江戸時代後期の農村)」「ハイカラゾーン(大正・昭和初期の邸宅)」「下町思い出ゾーン(昭和30年代の下町)」をイメージしたエリアを設定。各ゾーンの時代性を反映した衣食住を体験できるイベントやワークショップを実施する。

園内を練り歩きながら会場を盛り上げる、伝統芸能「大田楽」や、東京で唯一となる地芝居(じしばい)団体「秋川歌舞伎保存会 あきる野座」による「農村歌舞伎」の上演、土壁塗りを体験できる「左官体験」、プロのけん玉師によるパフォーマンスなど、見て聞いて遊べるイベントを多数そろえ、世代を問わず楽しめる内容となっている。

「はけのおいしい朝市」のイメージ

また、「はけ(国分寺崖線)」周辺の人気店を集めた「はけのおいしい朝市」や、各時代を象徴するメニューが楽しめる「テーマキッチンカー」など、フェスティバルの趣旨に即したグルメの数々も味わえる。

会場は東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内 江戸東京たてもの園。開催期間は3月27日~30日。開園時間は9時30分~17時30分(入園は閉園の30分前まで)。入園料は一般400円、都外の中学生、高校生、65歳以上200円、大学生320円。なお、3月28日の開園記念日は入場無料。

開催日により催し内容が異なるため、詳細は「フェスティバル公式サイト」で確認できる。