「K812」

ヒビノは2月10日、オーストリアAKG製のオープンエアー型モニターヘッドホン「K812」を発表した。14日より発売し、価格はオープン、推定市場価格は15万円前後。

新開発の53mm大口径ドライバーを搭載したヘッドホン。磁束密度1.5T(テスラ)の強力な磁気回路を備え、広帯域かつ高密度な音声信号を再生できる。従来モデルと比較して、ドライバーの感度が96dBと高く、一方でインピーダンスが36Ωと低いため、ポータブル機器での利用にも適している。

イヤーパッドには吸湿性と保湿性に優れた「プロテインレザー」を採用。耳の裏側に接する面積を増やした立体構造で、長時間でも快適に装着できる。蒸れにくいオープンメッシュ構造のヘッドバンドは、11段階で調整可能だ。

主な仕様は以下の通り。再生周波数帯域は5Hz~54kHz、最大許容入力は300mW。接続インタフェースは3.5mmステレオミニプラグ。ケーブルは着脱式で、ケーブルをのぞいた質量は398g。本体のほか、3mストレートケーブル、木製ヘッドホンスタンド、6.3mm標準プラグアダプタが付属する。