俳優・オダギリジョーが主演を務めるテレビ東京系ドラマ『リバースエッジ 大川端探偵社』(4月18日スタート 毎週金曜24:12~)に、俳優・石橋蓮司と女優・小泉麻耶が出演することが9日、明らかになった。

所長役の石橋蓮司(左)とメグミ役の小泉麻耶

同作の舞台は、浅草を中心とした東京の右半分・城東エリア。「大川端探偵社」は、隅田川沿いの雑居ビルにあり、"足で稼ぐ"がモットーの調査員・村木と、所長、美人受付嬢・メグミの3人からなる小さな探偵社で、彼らは、老若男女さまざまな人物から舞い込む不思議な依頼を、依頼人や周辺の人間模様、知られざる背景にゆっくりと触れながら、彼らなりの解決方法を探っていく。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)連載中の同名漫画を原作とし、大根仁監督・脚本で映像化が実現した。

(c)ひじかた憂峰・たなか亜希夫/日本文芸社

主人公・村木を演じるのはオダギリジョーで、所長は石橋蓮司が、受付嬢・メグミは小泉麻耶が演じる。石橋演じる所長は、裏社会にも精通しているが経歴は謎。強面だが温厚な性格で、自分のデスクで模型作りと依頼解決後の一杯を趣味とする。一方、小泉演じるメグミは、明るくお色気たっぷりなイマドキ女子で、その奔放で大胆な性格で所長や村木を困惑させる事務所のマスコット的存在。受付嬢をしつつ、定時後は水商売をはじめ、怪しいバイトもしている。

所長役の石橋は「オダギリさんは村木役にピッタリでした。どんな生い立ちをしているのか、なぜこの探偵社に来たのか、問いただしたくても聞けない雰囲気で、まさに原作の村木そのものでした」とコメント。小泉についても「麻耶ちゃんは、容姿も性格もとてもかわいくて、まるで孫のようでした。どんなセクシーな格好をしてもかわいく感じてしまい、男としてちょっと悲しい」と振り返った。また、自身が大川端探偵社に依頼できるとしたらという質問には、「50年程前に品川区大井町にあったジャンボギョウザを出す中華屋。いまはどこへ行ったのでしょうか。あの味が忘れられない」と答えた。

メグミ役の小泉も「オダギリさんは、原作漫画から村木がそのまま出てきたような感じです! ビジュアルもそっくりだし、中身はよりミステリアスで…。私の中ではオダギリさん=村木にしか思えなくなっていますね」と絶賛。石橋については「撮影の回を重ねるごとにすごく優しい方だなって。お芝居のこともアドバイスしてくださったりして、すごく尊敬しています。私の中ではゴッドファーザーのような存在ですね(笑)」とコメント。そして、メグミの見どころについて「いろいろなコスチュームを着ています。セクシーさや元気な雰囲気、女の子としての華やかさで、村木と所長の"渋さ"をより引き立たせられればいいなと思っています」と話している。

(C)「リバースエッジ 大川端探偵社」製作委員会