JR四国は、高知県の四万十川流域5市町(津野町、梼原町、中土佐町、四万十町、四万十市)と愛媛県鬼北町で開催される「四万十街道ひなまつり」(2月15日から4月3日まで)に合わせ、車内をひな人形などで飾り付けたトロッコ列車「しまんトロッコ」号を運行する。

ひな人形などで飾り付けした「しまんトロッコ」号

ひな人形設置イメージ

各席のサイドテーブルにひな人形を設置するほか、ひな祭りのタペストリーや「四万十街道ひなまつり」のポスターを掲出し、ひな祭りのムードを演出。運行日は2月15・16・22・23日、3月1・2・8・9日の計8日間。各日とも、宇和島駅11時32分発・窪川駅13時51分着の「しまんトロッコ2号」(トロッコ車両乗車区間は十川~土佐大正)と、窪川駅15時01分発・宇和島駅17時44分着の「しまんトロッコ1号」(トロッコ車両乗車区間は土佐大正~江川崎)の1往復の運行となる。

「しまんトロッコ2号」の江川崎~家地川間では、地元特産品や季節限定の甘酒やスイーツの車内販売を実施。日曜日のみ、「うわじま民話の会」による民話の語りも行う。また、「しまんトロッコ1号」では、「NPO四万十ART」のメンバーが土佐大正~江川崎間の車窓ガイドを行うという。なお、トロッコ列車は窓のない露天タイプの車両のため、期間中は防雨・防寒のための透明なシートを設置して運転するとのこと。