JR西日本は7日、運転見合わせとなっている山陰本線須佐~奈古間と山口線地福~津和野間について、この秋にも運転を再開する見込みと発表した。

運転見合せとなっていた山口線・山陰本線一部区間が運転再開へ(写真はイメージ)

山口県北部と島根県西部では、昨年7月28日に発生した集中豪雨により、山陰本線と山口線で橋りょうが流されるなどの被害が生じ、一部区間で運転を見合わせていた。昨年11月には山陰本線益田~須佐間と山口線津和野~益田間で運転を再開したが、現在も山陰本線須佐~奈古間と山口線地福~津和野間ではバスによる代行輸送が行われている。

JR西日本はこれまで、山口・島根両県をはじめとした関係自治体の協力を得ながら、運転再開に向けた計画の立案や調整を実施。このたび運転再開の見込みが立ったとしている。