ニコンは2月7日、デジタルカメラ「COOLPIX AW120」を発表した。発売は2月27日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は43,000円前後。
水深18mまでで使用できる防水性能や、防塵・耐衝撃・耐寒性能を備えるタフネスカメラ。耐衝撃性能は2mからの落下に耐えるレベルで、耐寒性能はマイナス10度までの低温で使用可能なレベルだ。ブレ対策としては動画撮影時に、水平回転と縦回転のブレに対応するレンズシフト方式と、左右、上下、回転軸のブレに対応する電子式手ブレ補正を併用する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」を採用。アウトドアシーンでの動画記録を安心して行えるようになっている。
また、GPS機能により位置情報を付加して撮影を行うことが可能。GPSはGLONASSに対応しており、測位時間が短縮されるとともに精度が向上した。同時発表の「COOLPIX S9700」と同様に、背面のモニターには世界地図を表示することができる。そのほか、高度計・水深計や、電子コンパス機能なども利用可能だ。
主な仕様は、撮像素子が有効1,605万画素の1/2.3型CMOSセンサーで、レンズが焦点距離24~120mm(35mmフィルム換算時)の光学5倍ズーム、開放F値がF2.8~F4.9、対応感度がISO125~ISO6400となっている。
背面のモニターは3型・約92万ドットの有機EL方式。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードと内蔵メモリ(約329MB)。動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)/30p。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約350枚だ。サイズは約W110.1×D25.8×H66mm、重量はバッテリーとSDカードを含む状態で約213gとなっている。