三菱自動車は、3月4日~16日の期間にスイス・ジュネーブのパルエクスポで開催される『第84回ジュネーブ国際自動車ショー』において、SUVの機能性と安心感を象徴する新たなデザインを取り入れた3台のコンセプトカー「MITSUBISHI Concept GC-PHEV」「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」「MITSUBISHI Concept AR」を参考出品すると発表した。

3台のコンセプトカー

MITSUBISHI Concept GC-PHEVは、3.0L V6スーパーチャージドMIVECエンジン、8速オートマチックトランスミッション、高出力モーター、大容量バッテリーなどで構成するFRタイプのプラグインハイブリッドEVシステム(PHEVシステム)を搭載し、オールラウンドSUVに相応しい走りを実現するという、フルタイム4WDの次世代ラージSUV。

MITSUBISHI Concept XR-PHEVは、ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1L直噴ターボチャージドMIVECエンジン、軽量・小型・高効率モーター、大容量バッテリーなどで構成するFFタイプのPHEVシステムを採用した次世代コンパクトSUV。

MITSUBISHI Concept ARは、ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1L直噴ターボチャージドMIVECエンジンに、軽量なマイルドハイブリッドシステムを組み合わせて搭載し、SUVの機動性とMPVの居住性を融合させた次世代コンパクトMPV。

これら3台のコンセプトカーには、次世代の情報システムを活用したコネクティッドカー技術と予防安全技術「e-Assist」を組み合わせ、危険を察知して安全機能を的確に作動させる機能や、故障や異常を早期に発見して修理やメンテナンスを促す安心機能を採用している。

このほか、三菱自動車の欧州事業40周年を記念して1974年サファリラリー優勝の初代ランサー参戦車両、オランダを中心に欧州市場で販売が好調な「アウトランダーPHEV」などの市販車、合計18台(プレスデーは14台)を出品するとのこと。