富士フイルムは、「写真のある生活(フォトライフ)で人生を豊かに」というメッセージを発信する「フォトルネッサンス」運動の新たな展開として、「スマホ時代」ならではの写真の新しい楽しみ方を体験できる直営写真店「WONDER PHOTO SHOP(ワンダー フォト ショップ)」を2014年2月7日に、東京・原宿にオープンした。
2013年7月に実施された同社調査結果によると、スマートフォンが普及し、気軽に写真を撮影する機会が増えている現代、20代女性の場合、平均で一人当たり年間約500枚もの写真をスマートフォンで撮影しているほか、約2割が毎日撮影していることがわかっている。また、写真撮影や画像加工に関連するアプリが人気ランキングの上位を占めるなど、スマートフォンによって撮影手段や写真の楽しみ方が多様化してきている。その一方で、同社のインスタントフォトシステム「チェキ」に代表されるように、「画像をカタチにする」というアナログならではの写真の楽しみ方も若者の間で広がり始めている。
このような中、富士フイルムは"撮る、残す、飾る、そして贈る"といった写真の楽しみ方を、「スマホ時代」にマッチした新しい写真製品・サービスで提案する直営写真店「WONDER PHOTO SHOP」を2月7日にオープン。同店では、富士フイルムが提供する写真製品やサービスを、見て、触って、体感しながら購入できるほか、若年層に人気のアーティストらによってデザインされた100種類のテンプレートから好きなものを選んで画像と組み合わせてプリントした封筒とメッセージカードがセット(組み合わせは10万通り以上)にして提供される「WONDER PHOTO サービス」など、直営店でしか体験できない製品・サービスが用意される。
また、動画から切り出した画像のプリントに、専用のビュアーアプリを起動したスマートフォンをかざすだけで、動画が音声とともに自動再生される「うごく動画プリントAR」(2014年4月下旬提供開始予定)などの新サービスを先行して体験できるほか、スマートフォンでの写真撮影教室やその他ワークショップ、仲間とのカジュアルなポートレートがセルフ撮影できるスタジオなど、「撮る」ことを楽しむサービスも展開。そのほか店内では、来店者と同世代の若手スタッフが、プリントアシスタントとして、最適なプリントサービスを提案する。
今年で創立80周年を迎えた富士フイルムは、「WONDER PHOTO SHOP」を通じて、「写真本来の価値を大切にしながら、お客様のニーズの変化や技術の進化に対応した新たな商品・サービスをご提案・ご提供していくことで、単に写真文化を守るだけでなく、お客様の『思い出をカタチに』していつまでも残していく大切さを多くの人に伝え続けていきます」としている。
直営写真店「WONDER PHOTO SHOP(ワンダー フォト ショップ)」
【店舗の概要】
店名:「WONDER PHOTO SHOP」
住所:東京都渋谷区神宮前6-29-4
営業時間:11時から20時まで 年末年始を除き無休
最寄駅:地下鉄メトロ千代田線/副都心線明治神宮前駅 7番出口から渋谷方面徒歩1分、JR山手線原宿駅から徒歩6分
【オープン日】
平成26年2月7日