俳優・池松壮亮主演、橋本愛、小林涼子、前野朋哉ら若手実力派が出演する『大人ドロップ』(4月4日公開)のロケ地・伊豆エリアで、「大人ドロップギャラリートレイン」と「公開記念号」の特別列車が6日、運行をスタートした。
同映画は、伊豆急行などロケ地・伊豆の全面バックアップのもと撮影が行われ、劇中では、伊豆の大自然や地域の施設、実際の車輌が登場する。
公開を記念し、ロケ地・伊豆エリアで2月6日より特別列車が運行スタート。「大人ドロップロケギャラリートレイン」は、伊豆急リゾート21ドルフィン号を使用しており、『大人ドロップ』のロケ地を解説付き写真で紹介する。一方、『大人ドロップ』ヘッドマークが飾られた「公開記念号」は、映画でも実際に使用された伊豆急8000系の全車両で展開。また、伊豆急行線各駅(一部除く)とホームページにて3,000セット限定で、ロケ地マップが掲載された特製台紙つき特別乗車券も発売している。
さらに、ロケ地となった河津市は、日本一早く見頃を迎える桜"河津桜"でも知られており、毎年全国から100万人が訪れる「河津桜まつり」に向けて、地域と連携した様々なPR活動の展開を予定しているとのこと。
なお、同映画は、"大人の階段"を無理やり登ろうとする若者たちの心のモヤモヤを描く青春映画。原作は樋口直哉の青春小説『大人ドロップ』で、映画監督・脚本家・演出家・小説家とマルチな才能を発揮する飯塚健監督により実写映画化が実現した。
池松壮亮演じる主人公・浅井由は、高校3年の夏休み直前に、親友のハジメ(前野朋哉)から入江杏(橋本愛)とのデートをセッティングするように頼まれるも、そのことが原因で彼女を怒らせてしまう。仲直りができないまま夏休みに入り、さらに彼女が急きょ遠方へ引っ越すことに。一方、女友達のハル(小林涼子)から年上の彼氏との恋愛相談をされ、周囲が大人になりはじめていることに気づく。その後、杏が学校を辞めた本当の理由を知り、どうしようもない衝動に動かされ、ハジメと共に片道200キロの旅に出る。