マイクロソフトは7日、2月12日に公開するセキュリティアップデートの事前情報を公開した。「緊急」2件、「重要」3件となる計5件のセキュリティ情報が公開されている。12日に「2月のセキュリティ情報」として置き換わる予定。

深刻度が「緊急」の2件は、いずれもリモートによるコード実行の恐れがあるもの。影響を受けるのは、Windows Server 2008 R2やWindows Server 2012、Windows 7、Windows 8およびWindows 8.1などの特定バージョン。「緊急」のうち1件は、同社セキュリティソフトウェア「Microsoft Forefront Protection 2010 for Exchange Server」が対象となる。

深刻度「重要」の3件は、特権の昇格、情報漏洩、サービス拒否に関する脆弱性に対処するもの。Windows OSや.NET Frameworkに影響があり、サービス拒否に関する更新プログラムは要再起動。

2014年2月のセキュリティ情報 事前通知の概要