日本マクドナルドホールディングスは6日、2013年12月期(2013年1月1日~12月31日)の連結決算を発表した。それによると、営業利益は前年比53.5%減の115億2,400万円、売上高は同11.6%減の2,604億4,100万円となり、2年連続の減収減益となった。
全店売上高は前年比4.8%減の5,044億5,900万円、経常利益は同56.9%減の102億3,600万円、純利益は同60.1%減の51億3,800万円。売上高の減少やフランチャイズ契約に伴う店舗運営事業の売却益の減少、円安による原材料価格の高騰などが損益に影響した。
2014年12月期は、全店売上高が前年比0.1%増の5,050億円、売上高が同4.0%減の2,500億円、営業利益が同1.5%増の117億円、経常利益が同4.5%増の107億円、純利益が同16.8%増の60億円を見込んでいる。
同社は併せて、2014年度の戦略を発表。今年度は、「マクドナルドの独自性強化」「変化するお客様の需要への対応」「店舗環境の刷新」の3分野へ重点的に経営資源を投入し、顧客価値および企業価値の向上を図る。このうち、変化する顧客の需要への対応としては、マーケット毎の需要を考慮し、24時間営業を行っている店舗のうち、一部店舗の営業時間の最適化などを実施するという。