のんびりと街を散歩しながら、ふと考えた。「街歩きをする際に、便利なスマホのアプリはないだろうか」。街が変われば、便利なアプリも変わることだろう。そんなわけで、このシリーズでは街と厳選アプリを絡めて紹介していく。今回は筆者の地元、中野区を歩く際に便利だと思われるアプリを紹介する。

JR中野駅前の様子。この街は、サブカルチャーが発達した街とも言えそうだ。さて、どんなアプリが便利だろうか

中野ナビ

まずは、地域密着型アプリ「中野ナビ」を使いたい。「名所ランキング」では、中野区内の人気観光スポットをランキング表示することができる。どこをまわるべきか、参考になるだろう。「お店・施設」では、観光/ グルメ/ ショッピング/ 宿泊といった複数のカテゴリーから、行きたいお店・施設を簡単に探すことができる。

中野ナビの利用イメージ。観光スポット案内や、店舗・施設のナビなどが利用できる

登録されているスポットが豊富なのも、中野ナビの魅力。例えばグルメなら、和食、ラーメン、鍋、居酒屋、スイーツなどのジャンルに該当する店舗の情報がびっしりと登録されている。店舗の位置をGoogleマップ上に表示することも可能だ。さらには「経路を表示」すれば、現在地からのナビゲーション機能を利用できる。これなら「中野は初めて」という人でも、迷う心配はなくなるだろう。そんなわけで中野駅に降り立ったら、まずは中野ナビを起動したい。

中野駅北口からは、サンモール商店街というアーケードが伸びている(写真左)。商店街を抜けると、中野ブロードウェイという商業施設につながる(写真右)

まんだらけ

「中野ブロードウェイ」は、世界的にも有名(?)なオタク文化の栄える商業施設である。その中心的な役割を果たしているのが「まんだらけ」。ここでは廃刊となった雑誌や幻の漫画本、ビンテージもののフィギュアといったレアなアイテムが販売されている。スマートフォン向けにも公式アプリがリリースされており、オンラインで”お宝”の検索が可能だ。中野散策の折には、同アプリで情報収集をしておくと良いだろう。

まんだらけアプリの利用イメージ

中野ブロードウェイの中心的な役割を果たしている、まんだらけ

ぐるなび みつけてラーメン

散歩をすれば、お腹が空くもの。サンモール商店街から脇道に逸れれば、そこは飲食店が所狭しと軒を並べる繁華街となる。和風、洋風、中華と何でも揃っているこの界隈は、ラーメン激戦区としても有名だ。そこで「ぐるなび みつけてラーメン」アプリを使ってラーメン屋さんを検索してみよう。マップ上には店舗の位置を表示できるほか、写真やユーザー評価などを参照することが可能だ。

ぐるなび みつけてラーメンの利用イメージ。写真と口コミ評価を見ながら、店舗の位置を探すことができる

サンモール商店街から脇道に逸れると、飲食店が所狭しと軒を並べる繁華街に出る。この界隈にはラーメンの有名店も多い。スープが切れる前に来店しよう

自分地図

訪れた場所は、地図と一緒に記録しておきたい。そんな人には、Googleマップと連動できる「自分地図」がおすすめだ。同アプリは、訪れた場所にピンを刺しコメントなどを登録できるというもの。登録できる項目はジャンル、名前、日付、満足度、画像など多岐にわたる。ローカルに保存できるので「知らずのうちに公開されてしまう」といった心配もない。ラーメンの食べ歩きをしているときなど、重宝することだろう。

自分地図の利用イメージ。満足度は5つ星で評価できる

(記事提供:AndroWire編集部)