JVCケンウッドは2月6日、AVナビゲーションシステム「彩速ナビ」の「Type-L」シリーズ2製品「MDV-L401」「MDV-L301」を発表した。発売は3月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は、MDV-L401が67,000円前後で、MDV-L401MDV-L301が62,000円前後。
ナビ市場では、PNDからAVナビへのシフトと消費税率改正前の駆け込み需要により、特に10万円未満のモデルが注目を集めている。
Type-Lシリーズは、AVナビのエントリーモデルながら、HDDナビと同等の大量のデータをスピーディに利用できるS3フォーマットを採用。また、同社の上級モデルで採用されているフリックやドラッグなど、スマートフォン感覚の操作も取り入れられている。さらに、HOME画面や操作画面のレイアウトを一新し、シンプルでわかりやすい操作性を実現した。
ディスプレイは7V型で、800×480ドットのWVGA。準天頂衛星「みちびき」に対応しており、ビル街などでも正確な測位を行うことが可能だ。VICS渋滞情報も利用できる。オプションのリアビューカメラやマルチビューカメラを接続することも可能だ。
MDV-L401は光学ドライブにDVDを採用したモデルで、MDV-L301はCDを採用したモデル。音楽CDからSDメモリーカードへの録音機能を装備しており、MDV-L401は最大4倍速、MDV-L301は最大2倍速で録音が可能だ。USBデバイスやSDメモリーカードからの音声・動画再生が可能で、ワンセグチューナーも搭載している。
iPhone/iPodとの接続にも対応しており、iPhone/iPod内に保存されている動画や写真、音楽の再生が可能。ナビ画面からiPhone/iPodの操作を行うこともできる。
アンプの定格出力は24W×4。走行速度に合わせて自動的に音質を補正する「Drive Equalizer+」や、スピーカーの再生周波数帯に合わせて補正を行う「スピーカー補正」、イコライザー機能などを装備している。