シャープは2月6日。液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」の新シリーズ「H11」を発表した。ラインナップは40V型の「LC-40H11」と32V型の「LC-32H11」。発売は3月1日で、価格はオープン。推定市場価格は、LC-40H11が90,000円前後でLC-32H11が60,000円前後。

「LC-40H11」(左)と「LC-32H11」(右)

H11シリーズは、フレーム幅を狭くしたスリムデザインを採用することで、省スペース化と軽量化を図ったモデル。フレーム部分やスタンドカバーには光沢を抑えるヘアライン処理が施されており、高い質感を実現している。

搭載しているパネルの解像度は、LC-40H11が1,920×1,080ドットで、LC-32H11は1,366×768ドット。チューナーは地上/BS/110度デジタル×各1基を搭載する。

USB HDDへの録画機能を搭載。バッファローが販売している長時間録画ハードディスク「レコロング」に対応しており、BSデジタル放送では4倍、地上デジタル放送では3倍の長時間モードを使用できる。2TBのHDDを使用した場合、約696時間分の番組を録画することが可能だ。

入力端子はHDMI×2、D5×1、ビデオ入力×1、アナログRGB×1を装備。HDMI入力のうち1系統はMHLに対応しており、スマートフォンのコンテンツを大画面で楽しむことができる。内蔵チューナーと外部機器との2画面表示も可能で、テレビ放送とスマートフォンの画面を同時に表示することも可能だ。

「AQUOSファミリンクII」を採用しており、テレビ画面の横に表示される操作パネルで、AQUOSブルーレイやAQUOSオーディオなどの周辺機器のコントロールを行うこともできる。

本体サイズは、LC-40H11がW926×D200×H603mmで、LC-32H11がW733×D170×H488mm。質量はLC-40H11が約11.5kgで、LC-32H11が約6.3kg(いずれもスタンド込み)。消費電力(年間消費電力量)は、LC-40H11が約92W(77kWh/年)で、LC-32H11が約64W(41kWh/年)。