東芝は2月6日、HDDレコーダー「D-M430」を発表した。発売は2月14日。価格はオープンで、推定市場価格は55,000円前後。

「D-M430」

D-M430は、ユーザーが既に持っている録画テレビやブルーレイディスク(BD)レコーダーなどに「タイムシフトマシン」機能をプラスするためのHDDレコーダー。内蔵チューナーは地上デジタル×6基で、タイムシフトマシン機能により6チャンネル同時録画を行える。

HDDの容量は1TB。そのうち875GBがタイムシフトマシン領域で、残りの125GBは保存領域。タイムシフトマシン領域には、AVC低画質モード(5Mbps)の場合、約3.5日分の番組を丸ごと録画することができる。タイムシフトマシンに保存された番組は、「過去番組表」から再生可能だ。現在視聴中の番組に似た番組や好みの番組などをすばやく探せる「ざんまいプレイ」にも対応している。

タイムシフトマシン領域に保存されている番組は、古いものから上書きされていくが、保存しておきたいものは、内蔵HDDの保存領域に移しておくことができる。外付けのUSB　HDDも利用可能だ。外付けHDDは、保存用領域の拡張だけでなく、タイムシフトマシン領域の拡張にも使用できる。USB HDDをタイムシフトマシン領域の拡張用として使用する場合、内蔵チューナーの録画先をUSB HDDとすることで(3ch分)、録画日数を最大7.5日にまで増やすことができる。USB HDDは、1台あたり4TBまで対応しており、4台までの同時接続が可能となっている。

入出力端子はHDMI出力×1、映像・音声出力×1、タイムシフト録画用USB端子×1、番組保存用USB端子×1、LAN端子×1、無線LAN用USB端子×1を装備する。本体サイズはW361×D211×H50mm(突起部含む)で、質量は約2kg。動作時の消費電力は30W(USB電源供給時は46W)だ。

「D-M430」の背面パネル