リコーイメージングは2月6日、コンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-20」を発表した。発売は2月下旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は2万円台前半。
水深10mで2時間の使用が可能なIPX8・JIS保護等級8相当準拠の防水性能、1.5mからの落下に耐える耐衝撃性能、IP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、マイナス10度までの低温で動作する耐寒性能を備え、耐荷重100kgfのタフネスデジカメ。
撮影機能としては、小さな被写体を撮影する際に便利な「デジタル顕微鏡」モードや、細かな部分を解像感ある状態に最適化する超解像技術を搭載。デジタル顕微鏡モードでは、レンズ回りに配置された5灯のLED補助光により、マクロ撮影時に均一な明るさを得られる。撮影の瞬間にはLEDの光量をアップすることで、手ブレや被写体ブレを抑える「瞬間輝度アップ」機能なども備える。
主な仕様は従来モデル「PENTAX WG-10」と同様で、撮像素子が有効約1,400万画素の1/2.3型CCD、レンズが焦点距離28~140mm相当(35mmフィルム換算時)の5倍ズーム、開放F値がF3.5~F5.5、対応感度がISO80~ISO6400となっている。モニターは約23万ドット・2.7型ワイドの液晶方式で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードと内蔵メモリ(約97MB)、動画の記録画素数が最大1,280×720ドット。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約260枚だ。
サイズは約W115.5×D28.5×H58.5mm(操作部材、突起部を除く)、バッテリーとSDカードを含む重量は約164gとなっている。