朝日新聞社は27日~3月10日、東京都・松屋銀座8階 イベントスクエアにて「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」を開催する。
絵本の世界に入り込んだような演出を楽しめる展覧会
「ぐり」と「ぐら」は、お料理することと食べることが大好きな、2匹の野ねずみ。中川李枝子と山脇百合子の姉妹による文と絵で、「ぐりとぐら」が暮らす森や海での様々なエピソードが、愛おしく描き出されてきた。
1963年に雑誌「こどものとも」(福音館書店)で第1作が発表された「ぐりとぐら」は、2013年に50周年を迎えた。同展は、半世紀の間、日本をはじめ世界でも愛読され続ける「ぐりとぐら」の歴史を振り返りながら、色あせることのない絵本の魅力を一層味わうことができる展覧会となる。
会場は、第1章「ぐりとぐら」の原点、第2章「 ぐりとぐら」の世界、第3章 広がる「ぐりとぐら」の全3章で構成。「ぐりとぐら」シリーズをはじめ中川・山脇姉妹による作品の貴重な原画や初版本、制作資料など170点以上を展示するほか、絵本の世界に入り込んだような演出を楽しめる。
今、「ぐりとぐら」に夢中になっている子供たちをはじめ、小さい頃「ぐりとぐら」を読んで育った学生たち、読み聞かせをした大人まで、みんなで楽しむことができる展覧会となっているという。
会期は、2月27日~3月10日 10時~20時。最終日は17時閉場・入場は閉場の30分前まで。会場は、松屋銀座8階 イベントスクエア(東京都中央区銀座3-6-1)。入場料は、一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生以下無料。その他、詳細は同展Webページで確認できる。