山形カシオは、同社のスキューバダイビング向け小型トランシーバー「Logosease」(ロゴシーズ)に関連して、SSI(SCUBA SCHOOLS INTERNATIONAL)が専用講習プログラムの受講受付を4月1日より開始すると発表した。

SSIは、スキューバダイビングの教育支援組織として1970年に誕生。本部は米国コロラド州にあり、世界110カ国で25言語以上の教材を提供している。日本では、1989年より教材提供を開始し、2008年には現法人のSSIジャパンを設立した。

LGS-RG004

LGS-RG004

LGS-RG005BA(2個セットの普及モデル)

使用イメージ

Logoseaseは、ダイビングで使用する一般的な水中マスクに装着し、レギュレータをくわえたままで水中での会話を実現する小型の無線機だ。2013年1月の発売以来、筆談や手信号といった従来のコミュニケーションや業務用の特殊機材とは異なり、水中会話を手軽に楽しめる機器として注目を集めている。

今回、SSIジャパンが提供する講習プログラム「Logoseaseスペシャルティコース」は、 SSIインストラクターが一般のダイバーにLogoseaseの使い方を教えるコース。ダイビング中の感動や発見、安全の喚起、ダイビングのテクニックを会話で伝える方法を水中でトレーニングする。講習修了者には、SSIジャパンから「Logoseaseスペシャルティコース」のライセンスが発行される。概要は以下の通り(詳細は山形カシオのWebサイトを参照のこと)。

インストラクターの前提条件 SSI ダイブコントロールスペシャリストを持つLogosease スペシャルティインストラクター
講習生の前提条件 オープンウォーターダイバーまたはジュニアOWD資格者
年齢制限 12歳以上
オープンウォーター割合 インストラクター1人当たりの受講者数は8人
水深 すべてのスペシャルティダイビングは5~40mで実施(資格に準じる)
時間 プログラムの推奨時間は3時間
最少ダイビング本数 最低2ダイブ以上