公認会計士や税理士ら約4,000人の専門職員を擁するPwC Japanは4日、PwC英国法人がソチ五輪に参加する各国のメダル獲得予想数を発表したことを明らかにした。
メダル獲得数の予測は、PwC英国法人のエコノミストが行ったもの。予測には回帰分析を用い、トービットモデル(Tobit model)を採用。過去3回の冬季五輪において、1個以上のメダルを獲得した28の国について、メダル獲得数を予測したとのこと。
その結果、最も多くメダル獲得すると予測されたのは米国で、計35個。以下、ドイツが26個、ロシアが25個獲得すると見込まれている。ロシアは2010年のバンクーバー五輪では15個の獲得実績があるが、PwC英国法人は「開催国の強み」を生かし、「記録的なメダル獲得数を達成する」とみている。合計10個のメダル獲得を目指す日本は、前回実績と変わらない「5個」となっている。
ソチ五輪のメダル獲得予想数一覧(一部抜粋:GDPはIMF [World Economic Outlook - Gross domestic product based on purchasing-power-parity (PPP) valuation of country GDP]を参照) |
PwC英国法人は、冬季五輪のメダル獲得にあたり、各国のGDP総額や気候が重要な要因であると分析。「積雪量や、一人当たりのスキーリゾート地の数がメダル獲得数に大きなプラスの影響」を及ぼすとみている。