iOS用の「Google Maps」アプリのバージョン2.6.0の提供が始まり、Mapsアプリ (Android、iOS)のナビゲーションに、より短時間で目的地に到着できるルートのおすすめがリアルタイムで通知されるようになった。

ナビゲーションを利用している時に、ルート上で工事開始による通行止めや事故などで渋滞が起こった場合、Mapsアプリに「Faster route now available」という通知が現れる。「Accept」または「Reroute」を選択すると、渋滞を避けるルートにナビゲーションが変更される。Googleは「ナビゲーションを使える地域で利用できるようになる」としているが、同機能はWazeネットワークからの情報を用いており、Wazeコミュニティの規模や有無でおすすめが表示されない可能性もある。

Googleが2013年6月に買収したWazeはクラウドソーシング型の地図サービスを提供しており、昨年8月からWazeネットワークの情報を使ってGoogle Mapsのモバイルアプリにリアルタイムの事故・渋滞情報が表示されるようになっていた。