第41回アニー賞授与式が日本時間の2日、アメリカ・ロサンゼルスで開催され、ディズニー映画『アナと雪の女王』(3月14日公開)が、作品賞をはじめ、監督賞、声優賞、音楽賞、美術賞の最多5部門に輝いた。
「アニー賞」は"アニメ界のアカデミー賞"と呼ばれ、優れたアニメ作品や監督に贈られる賞で、今回は宮崎駿監督『風立ちぬ』や沖浦啓之監督『ももへの手紙』もノミネートされていた。『アナと雪の女王』は今回の5部門受賞により、3月1日に発表されるアカデミー賞でのW受賞(主題歌賞、長編アニメーション賞)にも注目が集まる。
『アナと雪の女王』は、運命に引き裂かれた姉妹を主人公に、凍った世界を救う"真実の愛"を描いたスペクタクル・ファンタジー。全米で昨年11月に公開され、ディズニー・アニメーション史上No.1のオープニング週末興収を記録し、再び首位に返り咲いた6週目の興行成績は『アバター』『タイタニック』に継ぐ歴代3位を獲得した。そして、公開7週目で『ライオン・キング』の全米興行収入3億1,285万ドルを超え、ディズニー・アニメーション史上No.1、そして『ファインディング・ニモ』を抜き、歴代アニメーション第4位の大ヒット作となった。
人気は全米にとどまらず、イギリス、ロシア、メキシコなどの主要国でもディズニー・アニメーションNo.1を記録している。先日発表された第71回ゴールデングローブ賞でも、アニメーション映画賞を受賞。これまでに35部門受賞、70部門ノミネートと、記録尽くしとなっている。
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