西日本旅客鉄道と三越伊勢丹ホールディングスはこのほど、大阪府大阪市・大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング西館 商業施設の検討概要を発表した。
幅広い層の利用者にワンストップショッピングの場を提供
両社はかねてより同施設について、百貨店と専門店の双方の強みを生かした、これまでにない魅力的な商業施設として刷新するべく、共同で検討を進めてきたという。
今回、西館については、現在東館にて「LUCUA(ルクア)」を運営するJR西日本SC開発をディベロッパーとして、話題性の高い専門店と、強みを発揮できる分野に特化した百貨店店舗を融合させた、新たな商業施設にリノベーションをする。
新商業施設計画の概要として、主要ターミナル駅の商業モールとしては国内最大級の店舗面積を生かし、ルクアを含めたノースゲートビルディングの商業施設全体を一体化したブランディングと運営により、幅広い層の利用者にワンストップショッピングの場を提供。百貨店については、西館全体の中で、売り場づくりの強みを再編集し、新たにゾーニングするフロアの中で展開する新しいタイプの店舗として、集客力・話題性の高い専門店と融合した、魅力的な店づくりを進める。
施設名は未定。店舗面積は、約33,000m2(ルクアと合わせて約53,000m2)。今後のスケジュールは、2014年夏、改装工事着手。2015年春、開業となる。所在地は、大阪府大阪市北区梅田3-3-1。